これは最近アーユルベーダ学会で見つけたもの
あと1ヶ月ほどまえの毎日新聞にものってた。
林檎のアーユルベーダ的視点からみた
体内被爆を防ぐ可能性。
以下はそのときのアーユルベーダ学会の記事です。
アーユルヴェーダの教典には、サンスクリット語で
シンビディカーという名前の果物が登場しますが、
これが、クロウメモドキ科のナツメの最大種か、
リンゴのことだろうといわれています。
インド北部でとれるリンゴはいまでもとても小さいもので、
2000年前の教典が書かれた時代には、
今のような甘くて大きな品種とは格差があるとは思います。
しかし、その味は
渋味、甘味、冷性で秘結作用があるとされています
今のリンゴと性質はよく似ています。
秘結作用というのは、大便を固める作用のこと。
インドで下痢をした時には、一切の食事をたって、
リンゴとザクロだけを食べるように言われたほど
効果が高いのです。
この、便を増やす働きをしているのが、
ペクチンという成分です。
実はこのペクチンが、放射性物質のひとつである
Cs-137(セシウム137)を体外に排出するのに
大きな効果があることが、
チェルノブイリの時の研究からわかっています。
日本アーユルヴェーダ学会理事長の田澤賢次先生は、
リンゴの健康効果に関する研究をずっと続けてこられ、
原発周辺で避難していらっしゃる
福島の方々のために役にたつのではないか。
1日2個のリンゴを皮ごと食べることで、
ある程度の効果が期待できそうです。
福島はリンゴの名産地。
汚されたふるさとを救ってくれるのも、
ふるさとの恵みなんですね